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 Vol.3  新交響楽団 「第196回定期演奏会」

高梨健太郎 (2000卒・Cl)
日時: 2007年2月4日(日)
会場: 東京芸術劇場
指揮: 井崎正浩
ピアノ: アキコ・グレース
曲目: 歌劇「イーゴリ公」序曲(ボロディン)
組曲「ハーリ・ヤーノシュ」(コダーイ)
「シンフォニア・タプカーラ」(伊福部昭)
アンコール 「SF交響ファンタジー」(伊福部昭)
公式サイト


2007年2月4日、奇しくもワグネルOBオーケストラ、アマデウス・ソサイェティー・管弦楽団と同日、池袋の東京芸術劇場で第196回定期演奏会を行いました(ワグネル出身である私は知り合いであるワグネル関係者を殆ど呼べず、なおかつそういったワグネル関係の友人の演奏も聴けずじまいでした)。

曲目は、井崎正浩先生の指揮で、歌劇「イーゴリ公」序曲(ボロディン)、組曲「ハーリ・ヤーノシュ」(コダーイ)、シンフォニア・タプカーラ(伊福部昭)、アンコールとしてゴジラ等の特撮映画音楽を作曲者自らがまとめたSF交響ファンタジー(伊福部昭)を演奏しました。井崎先生お得意のハンガリー物等を前半に、新響に縁深い伊福部先生の没後1年を追悼しての伊福部作品を後半に配した意欲的なプログラムでした。

ハーリ・ヤーノシュでは、日本で数少ないツィンバロン奏者中川陽子さんを迎え、そのエキゾチックな響きを聴衆だけでなくステージ上の団員も楽しみました。ハンガリーに造詣の深い井崎先生ならではの深い解釈で、劇中のシーンを団員にイメージさせながら、メリハリの利いた演奏ができました。

後半、新響が一番演奏しているであろう「シンフォニア・タプカーラ」は、井崎先生の絶妙な手綱さばきのおかげでちょうど本番でオケの燃焼度が最高潮に達し、非常に熱い演奏になりました。また、アンコール(今回は、伊福部マニア、特撮映画マニアのためにHP上で「予告アンコール」を行いました)のSF交響ファンタジーの練習では、「では、ゴジラから」「ラドンからお願いします」「そこの木管のトリルはレーザービームですので、アタックは付けずに」など楽しい練習を重ね、ゴジアのテーマでは音楽に合わせて一緒にリズムをとって楽しむお客もかなりいたそうです。

嬉しいことに終演後には盛大なブラボーをたくさんいただき、打ち上げでは井崎先生から「是非ハンガリー演奏旅行を」とのお言葉を頂戴し、今後の活動目標に新たな広がりを持つことができました。